上質で、着るたびに新しい。大人のためのベーシック。

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madameH CLOSETでつくるON&OFFスタイル

madameH CLOSET創業以来、おつきあいいただいているSさん。いつも想像を超えたシックな着こなしをされるおしゃれの達人です。そんなSさんに、お気に入りのアイテムやコーディネートについてうかがいました。

PROFILE

Sさん

madameH CLOSET創設以来のお客様。広告プロダクションに長くお勤めになり、現在はリタイアして都内で暮らされている。

 

よいものを見極める審美眼の持ち主で、ベーシックで質の良いものを独自のアイデアで着こなされるおしゃれの達人。

洋服自体に、人に対する優しさがある

Q マダムHクローゼットとの出会いを教えてください

 

A マダムのブログからです。たまたま何かの検索ワードに引っかかってきてのぞいてみたら、あら素敵なブログじゃない?って。

 

Q 実際に着てみられていかがでしたか?

 

A 着やすいしデザインも好みなのですが、やはり一番は素材。
素人ながら、いい素材のものは、柔軟で強靭なお洋服ができると思うんです。
軽くて、体に沿いやすい。それでいてハリやコシがあってしわになりにくいし、生地自体にツヤもあってお肌を綺麗に見せてくれる。お手入れも楽だし長く使える。

 

それにね、マダムは、ものすごくオープンマインド。どんな人でも絶対似合うようにしてあげるから着てちょうだいっていうのが伝わってくる。

 

マダムのお洋服自体に、人に対する優しさというか、包容力があると感じています。

他のブランドを混ぜても喧嘩しない。お互いに引き立て合うといいますか。

そして不思議なことに、昔のものが着られなくはならないんですよ。

数年前のものが古くならない。一貫性のある服

Q ベーシックでありながら、トレンドを感じられる服ということでしょうか?

 

A そうですね。私はやっぱり一番好きなのはシャツです。
普通は3年ぐらい経つとちょっと古臭い感じになったりしますが、マダムの白シャツは全然そんなことがない。そういうところがすごいなと。

 

マダムの服には媚がないと思うんです。たいていは、消費者とか、流行や価格に媚びるというのがどこかにあるんですけど、マダムのお洋服は、マダムの美意識や価値観から生まれていて、そこに一貫性がある。
たとえば、今、ファストファッションでも、価格に比べて高く見えるっていうことが1つの価値になっていますよね。
だけどお洋服選びの基準がそこにある人たちには、マダムのお洋服の良さはわからないかもしれないなって思います。

 

ただ、わかりたいと思っている人には、ちゃんとマダムがオープンマインドで受け入れてくれる。そういうお洋服だと思うんですよね。

 

Q マダムHクローゼットの懐の深いところを着回しで教えてください。Sさんのおしゃれのマイルールみたいなものはありますか?

 

A 私は身長が低くてある意味" 規格外品”ですから、オーバーサイズのものはものすごく苦手。基本的にパンツはテーパードとかストレートを選びます。あとはどちらかというとお洋服はベーシックなカラーで、小物でアクセントをつけることが多いですね。

 

Q 今もジャケットに素敵なブローチをつけていらっしゃいます。

 

A 最近またブローチが少し流行ってきたので。スカーフを巻いたり。
あとは靴ですね。私は、基本的にスカートの時は割とごつい靴を合わせるんですけど、パンツをきれいめに着たい時はパンプスを合わせるというのが、なんとなくのマイルールです。

 

Q ではコーディネートの一端を見せていただけますか?

着こなしの達人Sさん流コーディネート

▶︎ジャージージャケット+白シャツ


マダムHの白シャツと、ジャージのジャケット。スカートは大昔のジルサンダー。

モードっぽい雰囲気で、足元はレースアップのブーツを合わせてみました。

▶︎花柄ジャガードパンツ


一見とても華やかですけれど、実は合わせるものを選ばない、派手過ぎず地味過ぎずの便利なパンツ。
真夏以外の3シーズン使えます。
カシミヤローゲージニットを合わせるとリラックスした感じに。

▶︎キャメルパンツ


冬によく着用するのがこのキャメルのウールパンツ。
ネイビーとも黒とも白とも相性がいいので、本当に使いやすいです。

▶︎昼顔ワンピース


きれいめに着たい時は、スカーフを結ぶと華やかな感じになります。たまたまですけどスカーフの色とこのヴィヴィエの靴の黄色とブルーがリンクしました。

このワンピースの中にシャツやタートルニットを入れて着ることも。そうするとカジュアル感が増してラフなイメージにも着こなせます。

父が昔していたネクタイとネイビーの色味が同じだったので首元に結びました。
ブーツを合わせてちょっとモードに。

▶︎カシミヤバイカラーアンサンブル


大好きなカシミヤのバイカラーのアンサンブルをマリンパンツとあわせてカジュアルに。
今年はちょっと厚底のローファーの気分かな。
白のトップスの時は足元も白のほうが爽やかですね。

▶︎ドローストリングワンピース+カシミヤノースリーブ


ノースリーブのカシミヤは中にシャツやタートルニットを入れてベストとしても着ます。

ドローストリングワンピース

自分らしく、自分に誇りを持てる服

Q 2年前、3年前のものもコーディネートOKですし、他のブランドとの組み合わせもお互いに引き立て合っていますね。
ネクタイを使うアイデアなど、コーディネートはどういうときに思いつくんですか?

 

A 突然ひらめく(笑)。

マダムのお洋服は、手軽に可愛く着るというよりも、自分らしく、自分に誇りを持てるようなお洋服だと感じています。他のいろんなものと組み合わせる中ですごく活きてくると思うんです。

だから、ある意味では怖い服ですよね。着る人の人間力というか、人柄や感性、価値観によって、
見え方が変わる気がするんです。
1人の人間として自立していないと、着こなせないのかもしれないな、と思います。
自戒も込めて、ですけれど。

 

Q 本当に大人の女性のための服ですね。

 

A そうですよね。だから自分で自分に責任を持って、「このお洋服を着ることで私自身が綺麗に素敵になってる」と思って生きていける、そういうことが大事かなと思いますし、それを目指している中で いろんなコーディネートを思いついてるだけで(笑)。楽しく生きてるだけです。

 

Q それが1番ですね。それで最初の時の白シャツもまだ着続けられるんですね。

 

A 1番最初の白シャツも、ほかのアイテムも、今でもみんな着てます。これからも着ます!

 

Q とても嬉しいです。今日はありがとうございました。

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